WAM/財務諸表等電子開示システム用出力データの作成
QL財務会計/ASKSの機能「WAM/財務諸表等電子開示システム用出力データの作成」は、財務諸表等入力シートへの入力データを生成するためのプログラムです。
福祉医療機構WEBページにおいて<2023年度>財務諸表等電子開示システムの運用が開始され、インターフェース仕様書が掲載されています。
これに対応した「WAM/財務諸表等電子開示システム用出力データ」(更新ファイル(ASKSWAM:2023:01))のアップデートを行っていただくようお願い申し上げます。詳しくは、「オンラインによるアップデートについて」をご覧ください。
財務諸表等入力シートとは、 社会福祉法人が「現況報告書」、「計算書類」、「財産目録」及び「社会福祉充実残額算定シート」情報を入力するためのExcelファイルです。福祉医療機構「社会福祉法人の財務諸表等電子開示システム関係連絡板」から入手できます。
起動方法
適用したい会計年度が表示されていることを確認し、メニューバーから、【拡張機能】−[WAM/財務諸表等電子開示システム用出力データの作成]を選択します。
本プログラム起動時に更新ファイルのアップデート確認を行います。
「WAM/財務諸表等電子開示システム用出力データの作成」画面
次の画面で操作を行います。
ボタン | 説明 |
[変換用DBの構築] | 会計データを読み込み「基本情報の設定のための作業用EXCELファイル」を作成します。 |
[基本情報の設定] | 「基本情報の設定のための作業用EXCELファイル」を開きます。 |
[作成する] | 取込用データを生成し出力します。 |
[取込用データの保存先を参照] | 出力されたデータの保存先を開きます。 |
[終了] | 「WAM/財務諸表等電子開示システム用出力データの作成」を終了して会計システム本体へ戻ります。 |
基本情報の設定のための作業用EXCELファイルについて
シート名 | 説明 |
[基本設定] | 財務諸表等入力シートに記載した法人番号や事業所の名称などの法人固有の基本情報を入力します。 |
[科目対応] | 会計システムと財務諸表等入力シートの対応が不可能な勘定科目の対応付けのために入力を行います。 |
[科目の登録の確認] | 会計システムと財務諸表等入力シートの対応が不可能な勘定科目のうち、財務諸表等入力シートへ追加すべき勘定科目を確認します。 |
[内部取引確認表] | 内部取引勘定科目金額の整合性を確認します。 |
[サービス区分コード] | [基本設定]シートで入力すべきサービス区分コードを確認します。 |
各シートについて(基本情報の設定のための作業用EXCELファイル)
[基本設定]シート
緑色のセルのみ入力可能となっております。財務諸表等入力シートに記載した法人番号や事業所の名称などの法人固有の基本情報を入力します。
財務諸表等入力シートに記載した法人番号・拠点名称・サービス区分名・事業所の名称・サービス区分コードの入力を行って下さい。文字の入力間違いやスぺースの有無、 全角文字と半角文字の間違いなどがないよう入力を行って下さい。サービス区分コードへの入力を行うと、サービス類型に[サービス区分コード]シートから参照された対応する名称が表示されます。
[科目対応]シート
緑色のセルのみ入力可能となっております。会計システムと財務諸表等入力シートの対応が不可能な勘定科目の対応付けのために入力を行います。
左側の「ASKS上の科目体系 」に表示されている会計システムにて利用している勘定科目名が、右側「WAM/現状報告書上の勘定科目名 」に入力された財務諸表等入力シートの勘定科目名に変換されデータが出力されます。
文字の入力間違いやスぺースの有無、 全角文字と半角文字の間違いなど がないよう入力を行って下さい。
[科目の登録の確認]シート
本シートへの入力は不要です。会計システムと財務諸表等入力シートの対応が不可能な勘定科目のうち、財務諸表等入力シートへ追加すべき勘定科目を確認します。
会計システムに存在し、財務諸表等入力シートに存在しない(受け入れ先がない)勘定科目について、その科目を財務諸表等入力シートへ追加することによりデータを取り込むことができるようになります。
本シート右側の「次行へ追加する科目名」の科目を「WAM/現状報告書上の勘定科目名」「左表の追加位置」を参考に、財務諸表等入力シートの「勘定」シートの「科目挿入」ボタンをクリックし追加をしてください。
財務諸表等入力シートへ勘定科目を追加する方法につきましては、福祉医療機構WEBページにおいて、 社会福祉法人の財務諸表等電子開示システム操作説明書(社会福祉法人用) が掲載されています。「5.4.2 法人固有の勘定科目を追加する」をご参照ください。
[内部取引確認表]シート
入力は不要です。内部取引勘定科目金額の整合性を確認します。
財務諸表等入力シートでは、内部取引勘定科目の金額が不整合(例:サービス区分間繰入金支出が200円、サービス区分間繰入金収入が100円)であっても、その勘定科目名や金額は消去されます。その場合、収支差額が会計システムと異なる金額となってしまいます。
これを防ぐため、データ取込前に本シートをご覧いただき不整合な区分や勘定科目をお確かめください。
[サービス区分コード]シート
入力は不要です。[基本設定]シートで入力すべきサービス区分コードを確認します。